GoProそっくりのXiaomi Yi (シャオミ イー)スポーツカメラをレビューします。中国の模造品だと笑えないほど高性能で有名です。まったく中華ネタにならない高性能なガジェットです。
これを見てXiaomi Yi (シャオミ イー)スポーツカムを購入しない人は、一生スポーツカムを購入しない人だと思います。1万円のおもちゃとしては最高です。そういった趣旨の記事になります。
ちなみにXiaomiは中国の家電メーカです。2014年の売り上げが1.5兆円ぐらいあります。目の付け所がシャープ過ぎて、いまノリノリのメーカなのです。東洋のアップルなんて言われてもいます。
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たった1万円のXiaomi Yi (シャオミ イー)
スポーツカムではGoProが有名です。GoProの一番上位機種はHERO4 Blackエディションです。5~7万円します。そっくりなXiaomi Yi (シャオミ イー)は、な・ん・と!7500円ぐらいです(海外)。日本で並行品を購入すると11000円ぐらいです。なんと1/5ぐらいの価格です。うおー!すごいとなります。実はHERO4 Blackと比較するのは、煽り過ぎです。ごめんなさい。HERO4 Blackは4Kで30fps(1080Pなら120fps)の撮影が可能です。Xiaomi Yiは1080Pで60fpsです。同じSPECで比較するのならば、HERO3+ シルバーです。HERO3+ シルバーは1080Pで60fpsです。
HERO3+ シルバーは3~4万円です。日本でXiaomi Yi の並行品を1万円で購入しても、1/3~1/4の価格です。安い!!果たして性能のどうなのでしょうか。Xiaomi YiのセンサーにはSony製1600万画素CMOSが採用されています。ワクワク感が高いです。ちなみにXiaomi Yiは2K 30fpsの撮影も可能です。
いろんなGoProとの比較動画を紹介
国内海外には、豊富な比較画像があります。ちょっとご紹介します。結論から書きます。GoProと比べて遜色ありません。素人目にはどちらも綺麗に見えます。いろんなGoProとの比較がありますので参考にどうぞ。コダワリなければXiaomi Yi (シャオミ イー)で良いのでは?
結論としては、スポーツ等で本格的にGoProを使いたい人は、もちろんGoProが良いと思います。一方で私のようにスポーツしていないけど、スポーツカムが欲しい(意味も無く)人は、Xiaomi Yi (シャオミ イー)をたった1万円で購入してみるのが良いと思います。1万円で似たような動画が取れるのですから。実際にXiaomi Yi (シャオミ イー)をさわってお届け
外箱は高品質な段ボール風の箱です。コストを抑えた箱風でありながら高級感があります。本体、ケーブル、バッテリー、マニュアル(中国語)が付属します。シンプルです。
よくできています。レンズも高品質。
ボタン。
背面。
コネクタ。
カメラのスタンド用の穴。
バッテリーを垂直に押し込みます。
MicroSDが必要ですので、あらかじめ購入しましょう。Class10以上がお勧めです。MicroSDを装着します。カバーがハメコミ式で、無くしてしまいそうで不満です。レンズカバーもつけて欲しかったです。この辺はコスト削減の仕様なのでしょう。
スマートフォンにアプリを入れて操作します。下記からダウンロードしましょう。ストアからXiaomi Yiと検索すれば出てくると思います。ソフト名は「YI Action」です。
アプリから情報をかなり抜かれていそうですけど、安いので諦めましょう。シャオミを信じます。
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.xiaomi.xy.sportscamera&hl=zh-TW
iOS版
https://itunes.apple.com/tw/app/xiao-yi-yun-dong-xiang-ji/id963065779?l=zh&mt=8
これで準備が完了です。
実際に設定してみます。
設定を進める前に、Xiaomi Yi とスマートフォンを満充電しておきましょう。スマートフォンにアプリを入れましたら、Xiaomi Yi の電源を入れます。続いてカメラのWifiのONにします。
スマートフォン側で、Wifiの設定画面を開きます。YDXJ-****で始まるWifiを見つけます。パスを1234567890で接続できます。
設定については、「YI Action」アプリのチュートリアルに書いてあります。英語ですが簡単です。
私の場合は、アプリと本体のファームウェア更新が発生しました。中国の技術がすごいと思ったのが、アプリを通じてアプリのバージョンアップと、本体のファームウェアが自動更新されたことです。
安全に更新するために、スマートフォンと本体カメラのバッテリー容量まで、アプリで把握しており、バッテリーが満充電になるまで更新できません。
まったく中華ネタにならない製品です。日本企業より技術が進んでいる感じです。最新のアプリと本体のファームウェア更新がアプリだけでできます。今回の記事ではふれませんが、このアプリが超使いやすいです。レベル高し!!
接続が完了するとアプリから画像を確認できます。
画面の右上からさらに設定が行えます。とりあえずVideo Resolution を「1920×1080 60 P」に設定しましょう。
その他、かなり細かく設定できます。
設定項目についてはこちらのサイトが参考になります。
小米(Xiaomi)シャオミ Yi アクションカメラレビュー wifiアプリ編
http://vfrxjdiofreed.blog.fc2.com/blog-entry-77.html
中国のアップルが作ったスポーツカメラ「Xiaomi Yi」のご紹介
https://www.rakunew.com/news/1256
この機能に注目
私的に注目した機能は、Time-lapse機能、Lens Aberration Correction機能、Loop Recording機能です。Time-lapse機能はタイムラプスです。一定時間で撮影してゆき動画にする機能です。下記のような動画が取れます。Xiaomi Yi で撮影した動画のようです。素敵!
動画でのタイムラプス機能と、静止画でのタイムラプス機能があるようです。静止画の場合は4608×3456ピクセルで撮影できるので4Kのタイムラプスが作れるのだと思います。今度テストしてみる予定です。
Lens Aberration Correction機能は、Xiaomi Yiの広角155度のレンズの画像を調整する機能です。広角レンズは魚眼のように丸みを帯びた画像になります。それが嫌いな人は、Lens Aberration Correction機能を使えば、四角い画像に補正されます。画面はちょっと小さくなります。。
Loop Recording機能は、もしかしたら間違っているかもしれないけど、車上カメラなどで、ずっとレコーデョングできる機能があります。どんどん上書きして保存する機能です。その機能がついているっぽいです。
Xiaomi YiのSPECを簡単に紹介
最後にXiaomi YiのSPECを簡単に紹介しておきます。・静止画:最大16M(4608×3456)
・動画:最大2K(2304×1296) 30fps もしくは 1080P(1920×1080) 60fps
・ソニー1600万画素Exmor R BSI CMOSイメージセンサー内蔵
・レンズ:HD非球面光学ガラス/F2.8大口径
・広角:155°
・タイムラプス撮影:0.5S/1S/2S/5S/10S/30S/60S
・タイムラプス:3-15s
・バッテリー:1010mAh
・マイクロSD/64GB
・Bluetooth:Ver.4.0
・サイズ:60.4×42mm×21.2mm
・重さ:72g
1万円でこんなに楽しめるカメラは、なかなか無いはずです。並行品しかなくて怪しい感じですけど、アプリから情報どれだけ抜かれているか不安ですが、フォースの力を信じて購入しましょう。防水のハウジングケースなども格安であるのが素晴らしいです。
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追記
しばらくXiaomi Yiを使ってみて追加で記事を書こうと思っています。動画・静止画・タイムラプスなど。気になる人はタチットのTwitterやRSSなどフォローしてください。タチットTwitter
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次の記事を書きました。
http://www.tachitto.com/2015/11/xiaomi-yi-gashitu.html