無線Wifiを搭載したSDカードTOSHIBA FlashAirを使ってみました。結構前からある商品ですが、なかなか試す気になりませんでした。設定などがメンドクサソウで・・・・。FlashAirは、初めに設定方法に悩みます。この記事を読めばサクッと分かります。
FlashAir対応のSDカードを使えば、カメラにSDカードを入れたまま、パソコン側から画像をダウンロードできます。今回はパソコンとWifi接続して、データーを転送させるための方法について説明します。そして実際に使えるものなのか評価します。
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並行品は価格が安いです。日本では電波法があり、海外のWifi製品は電波法違反になる可能性があります。FlashAir Developersのページを見ると、「日本、米国、カナダ、EU(欧州連合)等の無線認証を取得しています。旅行先でもワイヤレスでデータ転送が可能です。」と書いてあります。
FlashAir Developers
https://flashair-developers.com/ja/about/overview/
ということは並行品も取れているのでしょうか。ちょっと分からないですね。電波法が心配なので正規品の購入がお勧めです。追記!中国パッケージの並行品ですが、FlashAir SDカードの裏側に技適のマークが入っていました。
FlashAirの設定手順をざっくり説明
いきなりカメラにFlashAirを挿入しても、まったく使えません。以下の手順が必要です。①FlashAir設定ソフトウェアをダウンロード。
http://www.toshiba-personalstorage.net/support/download/flashair/software/we/software02.htm
②カメラではなく、パソコンにFlashAir SDカードを挿入する。
③FlashAir設定ソフトウェアを実行する。
④設定の途中の指示に従って、パソコンからSDカードを抜き、カメラにFlashAir SDカードを挿入する。
⑤FlashAir SDカードの無線接続を行う。初期の接続パスワード「12345678」です。
④設定を進めると、パソコン上にFlashAir SDカードのショートカットフォルダーが登場。パソコンとカメラのFlashAir SDカードがペアリングされる。
⑤カメラのFlashAir SDカードと、パソコンを無線Wifi接続すると、ショートカットファイルから画像をダウンロードできる。
では実際に作業を進めてゆきます。
まずFlashAir設定ソフトウェアをダウンロード
まずパソコン側にFlashAir設定ソフトウェアを入れて、FlashAir SDカードの設定が必要です。最初にFlashAir設定ソフトウェアをダウンロードします。http://www.toshiba-personalstorage.net/support/download/flashair/software/we/software02.htm
難しい説明が書かれていますが、MACとWindows用の2種類しかありませんので対象のファイルをダウンロードします。ファイルを実行しましょう。
インストールが完了すると、設定ソフトのショートカットが作成されます。
実行してもこのようなエラーが表示されます。パソコンにFlashAir SDカードを挿入してから、実行する必要があります。
パソコンにFlashAir SDカードを挿入します。
今度は認識しました。
作業を進めると、FlashAir SDカードの入れ替えが表示されます。
パソコンからSDカードを取り外して、カメラへ入れます。
カメラに電源を入れると、パソコン側でFlashAir xxxxという無線を拾うことができます。初期設定では、接続パスワード「12345678」になっています。ソフト上からWifiのパスを変更できるので、変更したほうがよいです。
パスワードを設定すれば無線接続できます。無線接続した後に、設定を進めるとペアリングのような感じで、相互接続が可能になります。パソコン上にSDカードへのショートカットのフォルダーが作成されます。
TOSHIBA FlashAir SDカードは果たし便利なのか。。。。。
カメラのSDカードにパソコンからアクセスできる!
撮影します。画像がSDカードに書き込まれます。FlashAir SDカードにWifi無線接続すると、ショートカットからSDカードにアクセスできます。パソコン上へ保存はもちろん、SDカードの削除もできます。管理レベルの高いアクセスが可能です。数MBのファイルも数秒で落とせます。静止画なら、速度は十分高速です。
ここが問題だよTOSHIBA FlashAir SDカード!
大きな問題が4つあります。購入する前に、使用環境を想定してください。後悔しないように。。1.SDカードを取り外すと再設定が必要
FlashAir SDカードをカメラから取り出すと、ペアリングが切れてしまう。再設定が必要。つまり、つけっぱなしで利用することが前提です。共有のカメラや、SDカードの使いまわしをする場合は、まったく役に立たないSDカードになります。
2.Wifiの切り替えが必要(パソコン)
Wifi接続する際に、パソコンからWifiの接続を切り替える必要があります。ある意味、SDカードを取り出して、パソコンに接続するのと同じぐらい面倒です。わざわざWifiの接続を切り替えが必要です。。。。。普通にSDカードを取り出して、パソコンに接続した方が、早くない????という人は、まったく役に立たないSDカードになります。
3.バッテリーが弱い機器に不向き
FlashAir SDカードは、結構発熱します。それなりに電源を食います。バッテリーが弱いカメラには不向きかもしれません。
4.動画は厳しい
静止画の転送なら十分利用できます、動画の転送は厳しそうです。
SDカードが取り外しづらい、電源が充実している1台の機器にFlashAir SDカードを設置して、Wifi無線接続でアクセスできることにメリットがある場合は、とても使えるカードだと思います。
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結局、使えたのかどうか。
私の環境では、カメラをいろいろ使いまわすことと、SDカードの抜き挿ししやすい環境にあるため、利用しないことにしました。そこで、家にあるパソコン間のデーターのやり取りで、SDカードで移動することがあるため、薄型ノートのほうにSDカードを設定しました。あまり意味ないけど、うーん。。。。
カメラのデータをスマホから操作しないし。。。失敗しました。